熱を加えると溶けてやわらかくなり、冷やすと固まる性質をもち一度硬くなっても
熱を加えると再びやわらかくなります。
イメージ ＝ チョコレート
製品例 ＝ 日用品・家電製品・自動車部品など
弊社では、熱可塑性樹脂（ＧＦを含まない）を使用し、製品を成形しています。
※ＧＦ：グラスファイバー（ガラス繊維）
一度固まると後で熱を加えても再びやわらかくなりません。
イメージ ＝ クッキー
航空機用の構造材料・浴槽・シート用クッション材など
弊社では、熱硬化性樹脂を使用した射出成形は行っておりません。
大量生産が可能で、製品仕上がりが良くさまざまな種類の樹脂に対応できる代表的な成形方法です。
プラスチック原料は、用途にあわせて「着色料」などの添加材を加え、ペレットにすることで製品の材料となります。
①材料準備プラスチック材料（粒状）を加熱溶融させ、スクリューに溜めておきます。
②型閉じ・型締め可動側と固定側に取り付けられた金型を閉じ、締め付けます。
③射出ノズル（注射器の先のような部分）を金型に押し付け、溶かしたプラスチックを流し込みます。
④冷却金型内に充填された樹脂は冷却水により固化されます。
⑤計量連続成形のために、ペレットを溶かし溜めておきます。
⑥型開き金型を開きます。
⑦取り出し成形品を取り出します。